

当日の様子
今回のクリニックは、デフバスケットボール日本代表の選手を講師にお迎えしたこともあり、予想を上回る多くの参加者にお越しいただきました。
午前中は、小学生を中心とした初心者グループと、中高生の経験者グループに分かれて実施しました。
初心者グループでは、手塚選手の魅力あふれるリードと、丸山選手の明るい指導のもと、ゲーム性を取り入れた練習が行われました。
一方、経験者グループでは、越前選手や山田選手による実戦的なドリルやテクニック指導が集中的に行われ、参加者は真剣な表情で取り組んでいました。
また、手話をまだ習得していない参加者もいましたが、手話通訳者の的確なポジショニングによるサポートや、講師陣が全身を使って意図を伝えたことで、理解が深まっていく様子が見られました。
午後には、バスケットボールのMCやアナリストとして活躍されている佐々木クリス氏が見学に訪れ、即席の写真撮影やサイン会が行われました。さらに、ゲームにも参加いただき、華麗なスキルを披露してくださるなど、参加者にとって大変貴重な時間となりました。
その後、植松さんや錦織さんも見学に訪れ、温かい差し入れをいただきました。
所感
今回のクリニックは、まだバスケットボールを知らない小学生にとっても、「バスケットボールとは何か」「どのようにプレーすればよいのか」を体感できる貴重な機会となりました。また、中高生にとっても、このクリニックで学んだスキルを今後の試合で活かしてくれることを期待しています。さらに、今回のように充実した講師陣に加え、バスケットボール界で広く知られる佐々木クリス氏にもご参加いただけたことは、参加者にとって忘れられない経験となりました。
今後も、こうした取り組みを基盤として、より質の高いクリニックを実現していきたいと考えています。